貯金が苦手な方は、なぜ貯金ができないのでしょう?
- 物欲が尽きない
- 多趣味
- 最新の流行りモノを追いかけたい
- マウントを取って優越感に浸りたい
- 宵越しの金は持たない(昭和マインド)
- 給料が少ない
など いろいろな理由があると思います。

今回は世帯年収450万円の筆者が、
貯蓄だけで30歳までに1000万円貯めた貯蓄マインドを
紹介したいと思います。
当ブログでは、世帯年収300万~1000万円の共働き子育て世帯に向けて情報発信しています。「時間に無駄なく 80点の家計にメンテナンス」をスローガンに、
忙しい共働き世帯のために、時間をかけずに楽に家計管理するコツを発信していきます。
特に共働き夫婦や教員・公務員の方は是非ご一読ください。
我が家流の心豊かに暮らせる家計改善方法を伝えています。
何かヒントになれば幸いです。

筆者は2022年に30代で教員を退職。
現在は一般会社員の夫一馬力の収入と副収入を得ながら
夫婦でのサイドFIREを目指しています。
現在の我が家の資産は2000万円に到達しました。
価値観の質を高める

まずは価値観のアップデートをしましょう。
価値観の質を高めるために大切なマインドは
人の目を気にしない!ということです。
①値段が高くて質が良いサービス
②値段が高くて質が悪いサービス
③値段が安くて質が良いサービス
④値段が安くて質が悪いサービス

重要なのは値段?質?
勿論重視するべきは質です。質が良いものを選びましょう。
次に重要なのが値段です。
同レベルのサービスを受けられるとしたら
あなたが選ぶのは値段が高い方?安い方?
勿論安い方を選びますよね。
単純に考えれば分かることなのですが、
事を複雑にしているのが
「他人からどう見られるのか、他人がどう思っているのか」
といった他人から自分が受ける視点です。

実際には他人はそんなにあなたのことを見ていなかったり・・・
①値段が高くて有名ブランドの商品
②値段が高くて無名ブランドの商品
③値段が安くて有名ブランドの商品
④値段が安くて無名ブランドの商品

一番買い物上手と言われるのは③でしょう。
有名ブランドの商品は安心感があったり、
売却の際のリセールバリューが良かったりします。
①と②だったらどちらを選びますか?
おそらく①の人が多いでしょう。
有名ブランドの商品を持っていることで
マウントが取れたり、優越感に浸れたりします。
①と④だったらどちらを選びますか?半々でしょうか。
マウントを取れることに価値を見出すのか、
良い物を安く買えることに価値を見出すのかで分かれるところです。
②と④だったらどちらを選びますか?②の人が多いかもしれません。
聞いたことのないブランド同士だと値段が高い方が質の良い物に見えます。
安かろう悪かろうのフィルタがかかるのです。
ここで意見が分かれるのは価値観の違いによるものです。
貯蓄のために全てを妥協してくださいとは言いません。
自分が何に価値を求めるのかしっかりと考えてみて下さい。

選ぶ商品が消耗品である場合に選択すべきは④です。
商品によっても価値を重視するポイントが変わってきますね。
貯金マインドを身につけよう
貯金が苦手な方はまず、貯金の習慣を身につけていきましょう。
息をするように貯金マインドを持って生活できると
ドンドンお金が貯まりますよ。
時間を味方につける
まずは大きな目標を決めましょう。
「100万円をためる」といった目標額を決めるのではなく、
「海外旅行に行く」や「車を買う」といった
自分のやりたいことや欲しい物を目標にします。
これを行動目標と言います。
決めたらその目標のために必要な具体的な目標額を算出しましょう。
この具体的な目標を結果目標と言います。

家族3人でハワイ旅行なら【20万円×3人=60万円】といった感じです。
行動目標を先に置くことで、
結果目標をクリアするモチベーションアップにつながります。

次に小さな目標をたてます。
1年後の目標であれば、
【60万円÷12か月=5万円】で
月に5万円ためるという目標がたてられます。
結果目標は分割しましょう。

さて、月に5万円とは中々に大きな額ではないですか?
せっかく頑張って貯めた60万円は
楽しい経験と引き換えに1年後に消えてしまいます。

手元はまた0円でイチからまた目標設定をして心折れそう・・・💧
こんなことをしていると貯金のモチベーション維持が出来ず
お金が貯まらないのは当たり前。
(月に10万円貯められるのなら目標設定額に問題ないのですが)

では月に5万円貯めるのがしんどい人は、
目標を1年後ではなく5年後にしてみましょう。
【60万円÷60か月=1万円】
期間は5倍伸びましたが、貯金は毎月5分の一で済みます。
更に毎月1万円ではなく5万円貯金していたならば、
5年後300万円が貯まっています。
ハワイに行っても240万円の貯金が残っているのです。

目標を決める際には
「金額と一緒に目標期間も設定する」
この目標設定のかけ引きが大切なのです。
今すぐ行きたいから5年も先延ばしにできない!と考えるか、
時間をかければ毎月の生活も無理なく豊かに過ごせそうだ。と考えるか、
貯金マインドを持つ人は後者の考え方でしょう。
貯蓄をする上で、時間をかけられるということは、
後々投資をする上でもとても重要なポイントとなってきます。
(場合によっては未来よりも今が大事!)
この浪費予算の立て方について詳しく解説した記事はこちら
支出を意識し把握する

次に支出を意識しましょう。
そもそも家計簿を付けるのが苦手だという方は、
アプリ等で支出だけでも記録してみてください。
【収入ー支出=貯金額】とすれば良いのです。
毎月の支出を意識するだけでも家計は変わります。
そもそも記録もしたくないという方は
マネーフォワード等の家計管理アプリを強くオススメします。
詳しい家計管理方法はこちら。
3点固定貯金をする


3点固定貯金とは何ですか?

我が家で実際にしていた貯金方法です。
とても楽ちんな方法なので
貯金が苦手な方は 是非取り入れてみてくださいね。
- まず給料から天引きで先取り貯金をすることで
強制的に貯蓄を増やします。
できれば定額貯金などの
物理的に取り出しにくい口座に入れてしまいましょう。 - 小遣い額は月3万円等、
決まった額をなるべく現金で使うようにします。
お金の貯まらない人にありがちなのが
クレジットの使用に慣れ過ぎて、
現金のお金の感覚が麻痺してしまっていることです。
デジタルの数字で見る3000円と、
現金の3000円では使う時に感覚が違うはずです。
現金の感覚を忘れてはいけません。 - 月に使うお金の精算は給料日を基準日として行いましょう。
その月に収支が黒字であったなら、
そのお金は全額貯金用口座に移してしまいます。
(この移す作業が面倒…それについてはこちらの記事で)

天引き貯金と合わせて、
お金が貯まっていく様子が可視化されていると
モチベーションも上がり、
貯金マインドが染みついていくはずです。
自分のしたいこと、やりたいことを具体的にイメージしましょう。
そうすることで貯金をしようという意識も自然と高まっていきますよ。
コメント