2024年から新NISAがはじまります!
今回は教員におすすめの
新NISAに備えたつみたてNISA活用方法を、
私なりの考えを踏まえて詳しくご紹介したいと思います。

NISAって気になってはいるんだけど
よく分からないからこわいなぁ。。

興味はあるんだけど
何から始めればいいのかよく分からないんだよね。
正直忙しくて勉強する時間がないよ。

忙しい先生向けに
何から始めるといいのか
初めての方向けに紹介していきますね。
当ブログでは、
「時間に無駄なく80点の家計にメンテナンス」
をスローガンにしています。
世帯年収300万~1000万円の
共働き子育て世帯に向けて
情報発信しています。
忙しい共働き世帯のために、
時間をかけずに楽に家計管理するコツ
を発信していきます。
特に共働き夫婦や教員・公務員の方は
是非ご一読ください。

筆者は2022年に
30代で教員を退職。
現在は一般会社員の夫と
一馬力の収入と副収入を得ながら
夫婦でのサイドFIREを目指しています。
現在の我が家の資産は
2000万円に到達しました。
多忙な時期にマネリテUPに成功した
おすすめ書籍はコチラ
- 新NISAについて(2024年に向けて)
- NISA制度のQ&A
- NISAの使い道と目標設定のしかた

何度も登場しております、
リベ大の理念に賛同している筆者が、
教員向けに落とし込んでの解説
となりますことご了承下さい。
NISA制度について
2024年から始まる新しいNISA制度と
現行のNISA制度について知っておきましょう。
現行のNISA制度
2023年までのNISA制度には
「NISA」と「つみたてNISA」の
2種類があります。
つみたてNISA | NISA | |
---|---|---|
年間利用可能額 | 40万円 | 120万円 |
最大利用可能額 | 800万円 | 600万円 |
非課税期間 | 20年間 (2042年まで) | 5年間 (2027年まで) |
投資できる商品 | 投資信託 | 投資信託・個別株・ETF |
初心者の方には
「つみたてNISA」をオススメしています。

ではつみたてNISAとは何か、
おさらいしておきましょう。
つみたてNISA制度
つまり・・・

2024年以降
新しいNISAが始まりますので
そちらについてもCHECK!
新しいNISA制度
旧NISA制度との
変更点についてまとめておきます。
新NISA | つみたてNISA | NISA | |
---|---|---|---|
年間利用可能額 | 360万円 つみたて投資枠(120万円) 成長投資枠(240万円) | 40万円 | 120万円 |
最大利用可能額 | 1800万円 | 800万円 | 600万円 |
非課税期間 | 無期限 | 20年間(2042年まで) | 5年間(2027年まで) |
投資できる商品 | 投資信託・個別株・ETF | 投資信託 | 投資信託・個別株・ETF |
つまり・・・
現行のNISA枠については
新NISAの枠と合わせて使えます。
だから現行NISAを利用している方は
2023年もそのままの継続でOK!

2023年までに始めておくと
1800万円の枠+α
という使い方ができてお得です。
投資やNISA制度の初心者Q&A
投資初心者の方や教員によくある疑問について
1つずつ解答していきます。
教員や公務員って投資していいの?
結論から言いますと大丈夫です。
公務員と言えば副業が禁止されていますが、
資産運用により手に入る配当金等の収入や
売却益は副収入には当たりません。
(地方公務員法にも記載有り)
しかし以下の点は注意。
- 就業時間中に取引を行わない。
- インサイダー取引の禁止。
教員の場合「就業時間中の取引」は難しいので
心配ないかとは思いますが…
個別株をしたいという方は注意が必要かもしれません。

そもそもつみたてNISAのみの投資であれば
特に注意することはありません。
証券会社って潰れないの?
投資をする上で必要な証券口座。
証券会社が潰れたとしても確実に顧客に戻るように、
会社の資産とは区分して管理することが法律で義務付けられています。
基本的には、
証券会社が破綻しても全額返還されるようなしくみになっています。
そして万が一返還が困難となった場合は、
日本投資者保護基金から1顧客当たり
1,000万円を限度として補償されます。
銀行も同じですね。

株式や債券は
「証券保管振替機構(ほふり)」
投資信託や金銭は
「信託銀行」
が管理しているよ。
つみたてNISAってギャンブルでは?
投資に怖いイメージがある方は
少なくないと思います。
でもきっとそれは短期の個別株売買のイメージがあるから。

「株」や「投資」って、
パソコンの画面で株価を見ながら
売り買いしてる
難しそうなやつだよね。

ドラマなんかだと
急に暴落が来て人生が終わったり…
やっぱり怖いなぁ…

なんてことは
絶対にあり得ないので安心して下さい。
つみたてNISAでは、
長期で運用する投資信託(株の詰め合わせパック)
といわれる商品を買っていきます。
投資信託とは
プロが良い株と悪い株の入れ替えを
勝手に自動でしてくれるイメージの商品。

つみたてNISAで選べる商品は
金融庁のお墨付きで、
安心感のある商品だけを厳選してあります。

投資経験が無く、
値動きのない預金口座だけを
見て来た私のような方は、
まず毎日価格が上下する感覚
に慣れていかねばなりません。
暴落は必ず来ます。
覚悟しておいてください。
と言っても覚悟だけで大丈夫です。
暴落が来ても見守るだけで、
やるべきことは特にありません。

暴落が来れば商品を安く買えるので、
私としてはむしろウェルカム!
暴落は必ずくるということを知っておくことが大事!
決して狼狽売り(びびって売却)
だけはしないよう気をつけて下さいね。
とにかく15年以上の長期で見た時、
ほぼ100%プラスになります。
なので安心して
ドーンと構えておきましょう。
つみたてNISAをするとリスクがあるのでは?
あなたは投資で
お金が減ってしまうリスク
ばかり気にしていませんか?
投資をしないリスク
を考えたことはありますか?

以下の記事で投資においての「リスク」
について詳しく触れています。

現在進行形のインフレリスクに備えるためには
投資のリスクは多少取っておくべきだと筆者は考えています。
NISAおすすめ活用プラン
ではつみたてNISAの活用方法について考えてみましょう。
つみたてNISAでは「投資信託」という投資商品を毎月買っていき、
20年以上の長期で運用します。
すぐに使うお金を貯めておくというよりは、
20年後30年後に使うお金を積み立てておくイメージです。
iDeCoと比べて資金拘束期間がないので、
急にお金が必要になったという時でもすぐに引き出せます。
老後資金を貯めるには、
つみたてNISAの方が使い勝手の良い制度なのです。
2024年以降も考え方は変わりません。
前述しましたが、
つみたてNISAはiDeCoと比べてお金の拘束期間がありません。
流動性がある上、
非課税枠は年間40万円(2024年以降は120万円)あり、
教員の場合iDeCoより上限も高いです。
是非年間40万円の非課税枠を使い切りましょう!

2024年以降の新NISAでは
月5万円程度をつみたて投資にまわしましょう。
初心者がそれ以上の額を投資にまわすのは少し危険かも…
よって老後資金はつみたてNISAを軸に貯め、
iDeCoは余裕があればする程度に。
貯金がしっかり出来ていない家庭であれば、
まずは普通預金での貯金が必要です。
次の手順で投資資金をまわしていきましょう。
このような感じでしょうか。
つみたてNISAを一人分の名義で満額するだけで
20年後かなりの確率で2000万円近い資産に成長している予定です。
年齢によっては30年後、40年後の取り崩しをすれば
資産は雪だるま式に増えます。
複利のすごさがよく分かりますよ。
こちらの記事にも載せていますが、
是非一度シミュレーションをしてみてくださいね。
(楽天積立かんたんシミュレーション)
小さな子どものいる世帯は
是非ジュニアNISA(年間80万円)の枠も使いましょう。
貯金が苦手な方はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。
筆者の投資実績について
投資初心者の筆者が何となく始めた
NISA枠での投資の実績を紹介します。

投資成績は始める時期によって変わるので
私と全く同じ結果にはならないことは
ご承知おきくださいね。
つみたてNISA
つみたてNISAでは「投資信託」の商品を
年間40万円積み立てています。
2023年現在で3年ほど積み立てており
評価額はおよそ+60万円です。
NISA
NISAでは「米国高配当ETF」の商品を
年間120万円積み立てています。
同じく2023年現在で3年ほど積み立てており
評価額はおよそ+145万円です。
さらに配当金は年間20万円ほど受け取れます。

いかがでしょうか。
銀行口座に預けていてもこんなに増えません。
どうせ引き出さないお金であれば
長期投資にまわさないと損です!
まとめ
なにから始めれば良いか分からない方は
まずは口座開設をしましょう。

口座開設には申し込んでから2週間ほどかかります。
その間につみたて投資の勉強をして
投資する商品を決めておくのが効率良いですよ。
つみたて投資については他の記事でも説明していますので
是非当ブログをご活用ください。
- 証券口座を開設する。
- つみたて投資の商品を決める。
- 貯蓄の一部を投資資金にまわす。
- 積立設定をする。
投資には誰でも利益を享受できる大きなポテンシャルがあります。
少しはつみたてNISAへのハードルは低くなったでしょうか?
今や空前の投資ブーム。
「もう今から始めても遅いのでは?」
と思う方、そんなことはありません!
つみたて投資は始める時期は関係ないのです。
初めは恐る恐る少額を積み立てていた私も、
今や含み益を見て将来の資産拡大を確信しています。
NISAでの投資は、
時間さえかければ誰でも資産拡大できる投資。
やるか、やらないか。
それだけであなたの人生、
心の余裕は大きく変わります。
まずは本を読むより、
考えるより、
証券口座の開設を。
「今日が一番若い日」ですよ!
まずは2023年のうちに
つみたてNISAを始めてみましょう。
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