【2023年最新!】教員でも投資できる?教員向けつみたてNISA活用方法

教員メンテナンス

教員の皆様こんにちは。

今回は教員向けにおすすめのつみたてNISA活用方法を、
私なりの考えを踏まえてもう少し詳しくご紹介したいと思います。

何度も登場しております、リベ大の理念に賛同している筆者が、
教員向けに落とし込んでの解説となりますことご了承下さい。

当ブログでは、世帯年収300万~1000万円の共働き子育て世帯に向けて情報発信しています。「時間に無駄なく 80点の家計にメンテナンス」をスローガンに、
忙しい共働き世帯のために、時間をかけずに楽に家計管理するコツを発信していきます。
特に共働き夫婦教員・公務員の方は是非ご一読ください。

我が家流の心豊かに暮らせる家計改善方法を伝えています。
何かヒントになれば幸いです。

家計メンテP
家計メンテP

筆者は2022年に30代で教員を退職
現在は一般会社員の夫一馬力の収入と副収入を得ながら
夫婦でのサイドFIREを目指しています。
現在の我が家の資産は2000万円に到達しました。

この記事を読んで分かること
  • つみたてNISAの活用方法とQ&A
  • 教員の皆さんはどのような銘柄に投資するべきか
  • つみたてNISAの使い道や目標設定のしかた

そもそもつみたてNISAって何?
という方向けに解説していきますよ。

「リベ大の動画視聴する時間もない!」
という多忙な先生向けに、
こちらの記事だけで概ね理解できるよう整理していきたいと思います。

  • 投資ってなんだか怖い…
  • そもそもどこで買えるの?
  • 暴落が来たら損するのでは?
  • リスクが怖いから貯金でいいや…
  • 証券会社が潰れてしまったりしない?
  • 公務員なんだけど投資しても大丈夫?

色々と不安もあると思いますが、
投資についてよく知らないから怖いという人がほとんどだと思います。
大丈夫です、私も始めるまでは怪しいとすら思っていました。

Q&Aの答えを先見たい!
という方は目次から飛んでください。

NISA制度について

2023年までのNISA制度には「NISA」と「つみたてNISA」の2種類があります。
初心者の方には「つみたてNISA」をオススメしています。

家計メンテP
家計メンテP

ではつみたてNISAとは何か、
おさらいしておきましょう。

つみたてNISA制度とは

特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度
(2018年1月からスタート)

積立NISA口座は一人一口座持つことができ、
年間40万円20年間(投資総額800万円)
非課税で運用・売却することができます。

つみたてNISAの対象商品は、長期・積立・分散投資に適した商品から選べ、
投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
(一部金融庁HPより抜粋)

つまり・・・

積み立てNISA
  • 毎年40万円(月3万円程)20年間非課税で積み立てられる!
  • 優良な投資商品から選べる!
  • 長期投資なので貯金感覚のほったらかし投資でOK!
家計メンテP
家計メンテP

まさに初心者向け!
テクニックいらず、貯金感覚で投資が始められます。

しかし2024年以降新しいNISAが始まりますので
そちらについてもCHECK!

新しいNISAについて

旧NISA制度との変更点についてまとめておきます。

①一つの年間投資枠(360万円)の中で
 積み立て投資枠(120万円)成長投資枠(240万円)に分けられるように。

②非課税保有期間が無期限に。

③非課税保有限度額が生涯1800万円までに。
 ※枠の再利用も

④口座開設期間も制限なしでいつでもOK。

⑤旧NISA・積み立てNISAはそのまま現行制度で継続OK
 ※ロールオーバーは不可
 ジュニアNISAは手続き無しでの非課税措置が受けられるように。

家計メンテP
家計メンテP

つみたてNISAを現在利用している方は
2023年もそのままの継続で良さそうですね。

現行のNISA枠については
新NISAの枠と合わせて使えるようなので、
現在NISAを活用している方は
1800万円の枠+αという使い方ができて少しお得です。

つみたてNISAの活用方法とQ&A

ではつみたてNISAの活用方法について考えてみましょう。

つみたてNISAでは「投資信託」という投資商品を毎月買っていき、
20年以上の長期で運用します。
すぐに使うお金を貯めておくというよりは、
20年後30年後に使うお金を積み立てておくイメージです。

iDeCoと比べて資金拘束期間がないので、
急にお金が必要になったという時でもすぐに引き出せます。

老後資金を貯めるには、つみたてNISAの方が使い勝手の良い制度なのです。

2024年以降も考え方は変わりません。

家計メンテP
家計メンテP

早速皆さんの不安や疑問についても
一つ一つ見ていきましょう。

そもそも公務員って投資していいの?

公務員教員でも投資をしてOK

結論から言いますと大丈夫です!
公務員と言えば副業が禁止されていますが、
資産運用により手に入る
配当金等の収入売却益副収入には当たりません。
地方公務員法にも記載有り)

しかし注意としては、

  • 就業時間中に取引を行わない。
  • インサイダー取引の禁止。

といったことが挙げられます。
教員の場合「就業時間中の取引」は難しいので
心配ないかとは思いますが…
個別株をしたいという方は注意が必要かもしれません。

そもそもつみたてNISAのみの投資であれば特に注意することはありません。

証券会社って潰れないの?

潰れることもあります。
しかし投資商品は証券会社とは別の機関によって管理されているので影響はありません。

投資をする上で必要な証券口座。
証券会社が潰れたとしても、確実に顧客に戻るように、
会社の資産とは区分して管理することが法律で義務付けられています。
基本的には、証券会社が破綻しても全額返還されるようなしくみになっています。

そして万が一返還が困難となった場合は、
日本投資者保護基金から
1顧客当たり1,000万円を限度として補償されます。

銀行も同じですね。

家計メンテP
家計メンテP

株式や債券は「証券保管振替機構(ほふり)」
投資信託や金銭は「信託銀行
が管理しているよ。

つみてNISAって投資だしギャンブル性があるのでは?

金融庁のお墨付き商品から選べて安心

長期投資なので負けない

投資に怖いイメージがある方は少なくないと思います。
でもきっとそれは短期の個別株売買のイメージがあるから。

「株」「投資」って、
パソコンの画面で株価を見ながら売り買いしてる
難しそうなやつだよね。

ドラマなんかだと
急に暴落が来て人生が終わったり…

やっぱ怖いなぁ…

家計メンテP
家計メンテP

なんてことは絶対にあり得ないので安心して下さい。

つみたてNISAでは、長期で運用する投資信託(株の詰め合わせパック)といわれる商品を買っていきます。
つみたてNISAで選べる商品は金融庁のお墨付きで、
安心感のある商品だけを厳選してあります。

といっても投資経験が無く、
値動きのない預金口座だけを見て来た私のような方は、
まず初めに毎日価格が上下する感覚には慣れていかねばなりません。

株価チェック、最初は常に監視しがちですが、
株価に一喜一憂してはいけません
株価は常に上げ下げをしています。
日々の値動きは無視しましょう。

また、暴落は必ず来ます
覚悟しておいてください。
と言っても覚悟だけで大丈夫です。
暴落が来ても見守るだけで、やるべきことは特にありません。

家計メンテP
家計メンテP

暴落が来れば商品を安く買えるので、
私としてはむしろウェルカム!

くらいの心持ちです。

決して狼狽売り(びびって売却)だけはしないよう気をつけて下さいね。

とにかく15年以上の長期で見た時、ほぼ100%プラスになります。
なので安心してドーンと構えておきましょう。

つみたてNISAをするとリスクがあるのでは?

むしろインフレリスク・為替リスクが怖い!

投資をしないリスクを考えよう。

あなたは投資でお金が減ってしまうリスクばかり気にしていませんか?
投資をしないリスクを考えたことはありますか?
まずはインフレリスクについて考えておきましょう。

家計メンテP
家計メンテP

以下投資での「リスク」について詳しく触れておきます。

インフレリスク

コロナ禍もあり、世の中は今後インフレへ突入しそうです。
最近お菓子や食品の内容量が減っていませんか?

そういえば、ポテト〇ップスの内容量って
一昔前までは90gだったような…

この前買ったら60gになってて
ショックだったなぁ

家計メンテP
家計メンテP

それそれ。

表面上の値段は変わっていないけれど、
食品の内容量が減っているといったような
「隠れインフレ」が起こっています。

私達の親世代と比べてもお金や物の価値って変わっていますよね。
投資信託のような株式資産はインフレに強いと言われています。

銀行の預金口座に入っている100万円は
10年経っても数字上の100万円の価値しかありませんが、
投資信託のような100万円分の商品は
10年経つと、商品も成長しているため例えば120万円の価値になっている。

そしてお金が必要な時に貨幣価値の伴った商品を売却して換金するといった感覚です。

2022年秋頃からどんどん物価上昇していきます。

しかし我が家のつみたてNISA口座は右肩上がり!
それだけで既に安心感が違います。

為替リスク

2022年秋、円安の加速により150円近くまで値下がりしました。
日本国内だけで生活するだけでしたらそこまで気にしないかもしれません。

しかしいざ海外旅行へ行く時や、
iPhoneのような輸入品を買う時に実感することになるのが為替リスクです。
投資をしているとドルでお金を持つこともあるので
特に為替リスクを実感することになります。
ドルでもでも資産を持っておくということは、
今後の日本で生きていく中でも必要になってくるのではないかと筆者は考えています。

勿論オススメしている商品も
米国への投資商品だったりしますので、
円安の際はドル高の恩恵にそのまま乗っていればいいのです。

本来の「リスク」の意味

投資でいう「リスク」とは、株価の振れ幅の大きさのこと

リスクの大きい投資をすればプラスも大きいがマイナスも大きく
リスクの小さい投資をすればプラスは小さいがマイナスも小さい

現在の銀行の預金口座は言ってみればリスク0
プラスにはほぼならず、マイナスにもならない。

家計メンテP
家計メンテP

むしろインフレが加速した場合は
マイナスのリスクしかありません。

皆さんご存知の通り、
銀行の預金口座定期預金口座利率はいまや良くて0.1%
10年ものの定期預金で100万円を10年預けても1000円
そこから税金が20%引かれると800円しか増えません。

積み立てNISA40万円1年間投資・運用した場合
2023年1月、筆者のつみたてNISA口座は約23万円のプラスです。
(数値は切り取る時期によって変わります)

家計メンテP
家計メンテP

逆に暴落時マイナス23万円
…なんてこともあり得るわけですが。

売らなきゃマイナス確定とはなりません。

税金を差し引いたとしても銀行預金とは全然違うことが分かると思います。
投資のすごさですね。

つみたてNISAってどうやるの?

  • 楽天証券、楽天銀行
  • SBI証券、SBI銀行

どちらかのネット証券を使おう。

まずはつみたてNISAの口座をネット証券で作りましょう。
投資信託の売買はネット証券内のつみたてNISA口座で行います。
口座を作るには2週間程かかりますので、思い立ったが吉日。
暴落等の買い場が来る前に申し込んでおくことを強くオススメします。

ネット銀行の口座を持っていない方は合わせてそちらも作っておくと便利です。
ネット証券・銀行には上記の有名な二大巨頭が存在します。

筆者は初心者の方には断然、楽天証券楽天銀行の開設をオススメしています。

但し、2022年素晴らしい投資商品がSBI証券の方で出ています。
そちらに絶対投資したい!
という方はSBI証券・SBI銀行の開設をするのも良いでしょう。

しかし楽天証券のポイント関連・見やすさ使いやすさは捨てがたいかと…

つみたてNISAで買うべきオススメ商品は?

(楽天証券)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

(SBI証券)
・SBI・V・S&P500

見るポイントは次の3つ

  • 何に投資をしている商品か
  • 純資産総額の推移
  • 手数料(信託報酬)が安いか(0.2%以上は高い!)

つみたてNISAで買える商品はおよそ200種類。
私が投資初心者の教員にオススメする商品は上記の3種類です。

全世界株式(通称:オルカン)は世界の約3000種類もの株に投資する商品です。
リスク分散が効いており比較的リスクの小さい商品なので、
もし暴落が来たとしても下落幅はそこまで大きくありません

どうせ長期投資だからリスクはもう少しとってもいいかなという方は
アメリカに全振りのS&P500への投資が良いでしょう。
そもそも全世界株式の中身は50%以上がアメリカの企業です。
アメリカに集中投資することで
全世界株式よりもリスクを取ることになりリターンが大きくなります

SBI証券の方にはSBIのVシリーズS&P500がオススメです。
こちらは2021年7月現在で信託報酬が最安値になっています。

これらの中から、自分のリスク許容度を考えて
できれば1つにしぼって投資するのが良い
と考えています。

つみたてNISAおすすめ活用プラン

前述しましたが、つみたてNISAはiDeCoと比べてお金の拘束期間がありません
流動性がある上、非課税枠は年間40万円2024年以降は120万円)あり、
教員の場合iDeCoより上限も高いです。
是非年間40万円の非課税枠を使い切りましょう!

よって老後資金つみたてNISAを軸に貯め、
iDeCoは余裕があればする程度に。

貯金がしっかり出来ていない家庭であれば、
まずは普通預金での貯金は必要です。
次の手順で投資資金をまわしていきましょう。

2023年のおすすめ貯蓄・投資プラン
  • 生活防衛資金を貯める(月支出の半年分~1年分
  • 収入の10%を貯蓄、そのうち3.3万円つみたてNISA残りは共済の定期預金
  • 余裕があればジュニアNISAの活用orつみたてNISAの枠を越えて投資信託の積み立てをする

このような感じでしょうか。
つみたてNISAを一人分の名義満額するだけで
20年後かなりの確率で2000万円近い資産に成長している予定です。

年齢によっては30年後40年後の取り崩しをすれば
資産は雪だるま式増えます
複利のすごさがよく分かりますよ。

こちらの記事にも載せていますが、
是非一度シミュレーションをしてみてくださいね。
(楽天積立かんたんシミュレーション)

小さな子どものいる世帯は是非ジュニアNISA(年間80万円)の枠も使いましょう。

貯金が苦手な方はこちらの記事も参考にしてみて下さいね。

少しはつみたてNISAへのハードルは低くなったでしょうか?
今や空前の投資ブーム
「もう今から始めても遅いのでは?」と思う方
そんなことはありません!
つみたてNISAでの投資は始める時期は関係ないのです。

初めは恐る恐る少額を積み立てていた私も、
今や含み益を見て将来の資産拡大を確信しています
つみたてNISAでの投資は、時間さえかければ誰でも資産拡大できる投資

やるか、やらないか。

それだけであなたの人生、心の余裕は大きく変わります。
まずは本を読むより、考えるより、証券口座の開設を。

「今日が一番若い日」ですよ!

取り敢えずつみたてNISAを始めましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました