【早期退職】教員をやめる時に考えておきたいこと【教員】

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教員メンテナンス

高校教員、中学校教員、小学校教員…
どの職場もブラック
なところが多い現状。

勿論、やりがいを感じて
働いておられる方も
多くいらっしゃると思います。

その中でも以下のような方は
多いのではないでしょうか。 

  • ライフスタイルが合わなくなった
  • 多忙過ぎて生活が回らない
  • 過酷な現場環境
    心身を疲弊させている

今回は2022年で退職を決意した
元教員の筆者が、
教員を辞めたいけれど、
その後の生活が不安

だと思っている方に向けて、

前向きに退職を考えられるきっかけ
となるような記事を書いてみました。

家計メンテP
家計メンテP

安定した職だからこそ、
退職に踏み切れない。

そんな方には少し足を止めて、

本記事を読んで頂ければと
思います。

退職は逃げではありません。

教員を退職することのリスク

教員は教育公務員といって
公務員の位置付けです。

  • 収入は安定
  • 給料が高い
  • 福利厚生が整っている
  • 収入・仕事面での男女差が小さい
  • 社会的信用が高い

これらの恩恵を受けられなくなることが
リスクとなりますが、
やはり経済的安定を失うのが
一番の憂慮事項でしょうか。

家計メンテP
家計メンテP

私も収入減となることが
一番気にかかりました。

教員を退職することのメリット・デメリット

では教員を退職することの
メリット・デメリットとは何でしょう。

メリット

  • 自由な時間が増える
  • 時間に余裕が出来る
  • 自分の家族と丁寧に向き合える
  • ストレスが軽減される
家計メンテP
家計メンテP

私にとっての最大のメリットは

家族との時間を大切にできること

何より自分の子どもに
精一杯の愛情と教育
に力を注げます。

デメリット

  • 収入減での経済的不安
  • 社会的信用を手放すこと

こんなところでしょうか。
ちなみに私が正規の教員を辞めたい
と思った理由は以下です。

  • 超過勤務が日常的
  • 現場環境が時代遅れ過ぎ
  • プライベートも半分仕事
  • 子育てで頼る先がない
  • 家事が満足にできない
  • 不妊治療に専念したい
  • 通勤距離が長い
  • 管外異動出来るかが不確定
  • 自分には向いていないと思えてきた
家計メンテP
家計メンテP

文句ばかりのようですみません。
仕事としては
とっても充実感のある仕事

ではあったのですが…

教員は子ども達を教育する重要な仕事です。

児童がいる時間の仕事
  • 授業
  • 生活指導
  • 学級指導
  • 全体指導
  • 授業参観

小学校勤務の場合、
子ども達のいる時間は、
授業や生活指導等で時間が取られます。

放課後の仕事
  • 職員会議
  • 出張
  • 事務仕事
  • 保護者対応
  • 生活指導
  • 面談
  • 教材研究
  • 環境整備


放課後からは会議や出張
事務的な業務をしながら、
保護者対応や面談等が行われます。

本来するべき授業の教材研究は
後回しになりがちです。

保護者対応等は人対人のやりとりなので、
時間に融通が効かないこともあり、
割り切った仕事が難しい場合もあります。
勤務時間外からの保護者面談や対応
なんかもざらにあります。

家計メンテ夫
家計メンテ夫

それなのに残業代は1円も出ないなんて…
一般企業からすると考えられない環境だよ。
ブラックと言われるのも
仕方ないね。

そもそも1日8時間の勤務時間のうち
7~8時間が児童・生徒と過ごす時間です。
残りの30分~1時間以内
教材研究やその他業務をこなすことは
どう頑張っても不可能なのです。

先生方のやる気だけに頼ったこの現状では、
教員数は減る一方でしょう。

また、学校現場は一般企業からすると
化石のような環境です。
特に地方の学校現場は酷いです。

私の地域では、
出勤したら出勤印を押します。
別に勤務時間表なるものを
作成せねばなりません。
(なんとここで記す残業時間は規定よりも多くなり過ぎないように調整しなければなりません)

最近まではパソコンOSは
2,3モデル前のものでした。
Wi-Fi環境は不安定
印刷機にも繋がりにくい。
仕事が捗りません

各教室にモニターやプロジェクターが
無い学校も未だにあります。
出張もオンラインで済むようなものの方が
多く無駄が多い
学校行事やルールも伝統と言いつつ
惰性で行われているものが多い。

お上の利権の関係もあるのでしょうか、
分かっていても改善しません

管理職等上の方が革新的でなければ
それにどっぷり。
個人の力では変えられないことが多いです。
個人的には教員間の人間関係も
煩わしいことがよくあります

これらに嫌気がさしたということも
退職を考える1つの理由です。

あとはプライベートな事情ですが、
ストレスの多い仕事であることから、
不妊の女性教員は多いように思います。
私もその1人。
担任を持っていると忙しく、
不妊治療にも通いづらいです。
仕事柄妊活時期にも気を遣います
実際に妊活時期について
管理職から注意を受けたことも

管外異動も空きが出ないと
異動出来ないこともあるので、
異動願いを出していても
100%異動出来るとは限りません。

一般企業と比べるとやはり、
今の時流に乗っていない働き方も多く、

理不尽なことが多いと感じます。

以上の理由から、
かなり退職の意志が固まりました。
教員の世界の常識は
世間とずれていることが多いです。
外の世界と比較することは大切です。

家計メンテP
家計メンテP

それでも社会には不可欠な職業
この環境の中で
頑張って働いておられる
元同僚の先生方には
頭が上がりません。

退職してからより、
もっと現場の教員の負担を和らげて欲しい
という想いが強くなりました。

しかしこの教員を取り巻く環境は
今すぐには改革されないことでしょう。
特に心が病んでおられる方は
我慢の他に選択肢があること
知っておいていただきたいです。

それでは実際に、
私が経済的不安を払拭するため
どのような行動をしてきたのか
解説します。

リスクを回避するための行動

マネーリテラシーの向上

一番のネックである
経済的不安を取り除くため、
私がまず考えたのは、
安定した家計管理ができるようになるため

金融リテラシーを上げることです。

度々紹介していますが、

ちょうど悩んでいる時期に出会ったのが
リベ大のYouTube動画でした。

リベ大動画
家計メンテP
家計メンテP

とりあえず
全体像を知りたいという方
時短したい方書籍がおすすめ

収支のバランスを最適化する

私は育休中の時間を利用して、
全ての動画を見終えました。
(今でも洗濯をしながらリベ大動画を見るのが日課ですw)

そこでまずは基本となる
我が家の家計について振り返りました。
元々そこまで
浪費家ではありませんでしたので、
筆者の家計管理は
これまで支出のみ把握するようにしており
支出<収入 
となっておれば
深くは考えないタイプでした。

しかしリベ大の動画をきっかけに
貯蓄率
というものを意識するようになりました。

家計メンテP
家計メンテP

貯蓄率とは、
月の収入ー支出=収支
のうちの収入に対する
収支の割合を表したものです。

収支÷収入×100
→貯蓄率%で表します。

貯蓄率は20%以上
あるとかなりの優良家計
であると言えます。

マネーフォワードMEについて

そこで貯蓄率を高めるために
私が行った家計の見直しは以下

家計の収支の最適化
  1. マネーフォワードMEによる
    家計管理
  2. 固定費の削減
    (格安スマホ・保険解約)
  3. クレジットカードの取捨選択
  4. 福利厚生助成金等の活用

詳しくは
それぞれの記事にしておりますので
そちらをご覧ください。

投資を始めること

収支のバランスを最適化し
全てのリベ大動画を見ることで
私が至った結論は、

  • 積立NISA
  • NISAでの高配当株投資
  • ジュニアNISA

で資産形成の土台を作って
夫婦でサイドFireを目指す事です。
それぞれのNISA制度の使い分け
については下記。

積立NISA

老後資金用の積立
年間40万円
20年以上運用することで、
約2000万円を

目指すことができる。
余裕があれば積立NISA枠外でも
投資信託を運用していく。
年齢的に、30年程運用してから
取り崩しを予定している。

NISA

配当金目当て高配当株積立投資。
年間120万円を5年間積立て運用。
(ロールオーバーも視野に)
月5万円の配当金受け取りを目指して
教育費がかからないうちに
無理のない額を積立てていく。

ジュニアNISA

教育資金目当ての積立

毎月5万円
年間60万円(上限80万円)を
2023年まで積立後、
15年程度運用

その時の家計の状況によって
運用しながら毎月取り崩す予定。

家計メンテP
家計メンテP

※2024年にNISAの
大幅改定が決定しました。
今後の資産運用計画
見直していきますので、
是非最新記事を
お待ちください。

投資初心者の教員の方には
是非こちらの記事をご一読頂きたいです。

自分の市場価値を確認しておく

教員を辞める前に
自分の市場価値を確認してみましょう。

今すぐ転職をしなくても
転職エージェントに登録しておくと
自分の可能性を確認することができます。

ここで大事なのは「転職サイト」
ではなく「転職エージェント」
であることです。

退職する前に
次の転職先に目星をつけておくのです。

そのためには
働きながら「転職活動」をすることが大切です。

ただでさえ忙しいのに
転職活動をしながら
働く
だなんて無理じゃないかしら…

家計メンテP
家計メンテP

転職エージェントは
転職経験がない人
多忙な人こそ
活用すべきサービスです。

教員の多くは
「就職活動」「転職活動」
の経験があまりない
はずです。

転職エージェントは自分に変わって
企業をピックアップしてくれたり、
連絡やアドバイスを頂けたりと
転職支援をしてくれます。

おすすめの転職エージェントは

こちらはリベ大でも自信を持って
オススメされている転職エージェントです。

まずは他に
自分に向いている仕事がないか
転職エージェントに
相談
だけしてみると良いですね。

家計メンテP
家計メンテP

筆者は転職はしていませんが
マイナビエージェントに登録していました。

子を持つ妻としてのリスクヘッジ

安定職を手放すことで
一番のリスクとなるのが、
万が一夫と死別離婚等した時の
経済的困窮です
子どもがいるなら尚更です。

そこで私の考えた戦略は、
積立NISA夫名義とし、
NISA妻名義としておくことです。

NISAの方では高配当株を購入しています。
一応最終目標としては
配当金を月5万円もらえるまで
積み立てて行く予定なので、
万が一の時に少しは
生活費の足しになるのではないかと
考えています。

また教育資金としては
僅かかもしれませんが、
計算上では120万円
15年以上運用することで、
約250万円得られ
4年間毎月6万円
教育費に充てることができます

こう考えると、
万が一の場合も
少し希望がある状況ではないでしょうか。

さらに公的な保障制度も駆使すれば
もう少し金銭的余裕が生まれます。
今の自分の生活支出を洗い出した上で、
保障制度保険金等を土台にして、
いくら自分が稼げば良いのかも
把握しておきましょう。

いずれの投資も、軸にするのは米国株です。

家計メンテP
家計メンテP

高配当株投資については、

為替リスクも考慮して、
日本の個別株も行っています

以下の記事も参考にしてみてくださいね。

\国内株1株から取引し放題!/

まとめ

以上が私が教員を辞める際に考えた
家計の大まかな
リスクヘッジについての考え方です。

あくまで女性視点での考えなので、
男性が仕事を辞めるといった場合には
また少しリスクヘッジのしかたは
変わってくるかもしれません。

それでも、
早期リタイア・サイドFire
計画さえ立てておけば、
教員であれば可能であると考えています。
教員を辞めても
夫婦で協力するという道もあるのです。
教員を辞めても世の中には
転職・本業+副業
様々な道が広がっています。

少しでも自分の将来に
希望を持って働いていけたらと思い、
教員向け
もう少し詳しい投資戦略についても
私の現状と合わせて
更新していきたいと思っています。

Twitterの方でも
近況や家計の考え方等
発信しておりますので、
興味のある方は是非フォローくださいね。

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マネリテUP頑張りましょう!

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プロフィール
この記事を書いた人

30代・2児の母で元小学校教員。
不妊治療専念のため退職。
現在はフリーランスライター。

家計改善2年目で貯金1000万円達成。
最高貯蓄率73%達成。

共働きでも1馬力でも
楽しく楽に資産を増やしていく
「家計改善のコツ」をお伝えしていきます。

【資格】
FP3級
小学校教諭1種
幼稚園教諭1種
秘書検定2級
茶道師範etc...

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