マリオットボンヴォイアメックスがまたまた改定されます…!
「年会費の元、ちゃんと取れる?」
「このまま持ち続ける意味、あるのかな…?」
そんな不安を感じたのは、我が家も同じです。
うちは、一般会社員の夫と副業ブロガーの私、未就学児&小学生の4人家族。
少し贅沢だけど、年2,3回のホテルステイを楽しみにカードを持ち続けてきました。
今回の改正で“改悪”と感じる部分もあれば、「これならまだ使える」と思えたポイントもあります。
この記事では、最新の変更内容をわかりやすく整理しながら、
「どんな人なら持ち続けてOKか?」
「実際どう活用できるのか?」
について私の考えもまじえてお伝えします。

SNSは阿鼻叫喚。
私は持ち続けることを決断しましたので
その理由についても参考にしてみてください。
マリオットボンヴォイアメックスカードの改正内容
2025年8月、マリオットボンヴォイアメックスカード(以下:MBAカード)の特典内容に大きな変更がありました。
旅行好き・ホテルステイを楽しみにしている家庭にとっては、大改悪と感じる内容です。
まずは「一般カード」と「プレミアムカード」の改正内容について分けてみてみましょう。
「一般カード」の改正内容
「マリオットボンヴォイアメックス一般カード」は年会費が34,100円に値上げされ、無料宿泊特典の獲得条件が年250万円決済に変更されました。
公共料金や税金の還元率は0.5%に下がり、事業利用はポイント対象外に。
ゴールドエリートへは自動昇格となりますが、実質的に改悪となっています。
移行措置は2026年10月まで適用されます。

項目 | 改定前 | 改定後 |
---|---|---|
年会費 | 23,100円(税込) | 34,100円(税込) |
家族カード年会費 | 1枚目無料 2枚目以降 11,550円 | 1枚目無料 2枚目以降 17,050円 |
無料宿泊特典 獲得条件 | 年150万円決済で1泊無料 (最大35,000P) | 年250万円決済で1泊無料 (最大50,000pt) |
ポイント還元率 | 2% | 2% |
公共料金・税金支払い 還元率 | 1.0% | 0.5% |
事業用決済のポイント対象 | 対象(2%) | 対象外 |
ステータス付与 | シルバーエリート自動付与 年100万円決済でゴールド昇格 | ゴールドエリート自動付付与 |
新ダイニング特典 | なし | なし |
ラウンジ利用 | 国内13空港/海外1空港 | 国内13空港/海外1空港 |
無料宿泊特典ポイント 追加利用 | - | 15,000ポイント追加で 65,000ポイントまで宿泊可 |
移行対策 | - | 2026年10月26日分まで 旧条件利用可能 |

今回の改正で、「プレミアムカード」から
こちらの「一般カード」にダウングレードして持ち続けるという意見も多数見られます。
「プレミアムカード」の改正内容
「マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカード」は年会費が82,500円に値上げされ、無料宿泊特典は年400万円決済に変更されました。
公共料金の還元率はこちらも0.5%へ下がり、事業利用はポイント対象外。
プラチナ取得には年500万円決済が必要となり、ハードルが大幅に上昇しました。
ダイニング特典としてポケットコンシェルジュ経由で20%還元が新設。
移行措置は同じく2026年10月までとなります。

項目 | 改定前 | 改定後 |
---|---|---|
年会費 | 49,500円(税込) | 82,500円(税込) |
家族カード年会費 | 1枚目無料 2枚目以降 24,750円 | 1枚目無料 2枚目以降 41,250円 |
無料宿泊特典 獲得条件 | 年150万円決済で1泊無料 (最大50,000P) | 年400万円決済で1泊無料 (最大75,000pt ) |
ポイント還元率 | 3%(ホテル利用は6%) | 3%(ホテル利用は6%) |
公共料金・税金支払い 還元率 | 1.5% | 0.5% |
事業用決済 | 対象 | 対象外 |
ステータス付与 | ゴールド自動付与 プラチナは年400万円決済必要 | ゴールド自動付与 プラチナは年500万円決済必要 |
新ダイニング特典 | なし | ポケットコンシェルジュ経由のレストラン利用 20%キャッシュバック |
ラウンジ利用 | 国内13空港/海外1空港 | 国内13空港/海外1空港 |
無料宿泊特典ポイント 追加利用 | 15,000ポイント追加で 65,000ポイントまで宿泊可能 | 15,000ポイント追加で 90,000ポイントまで宿泊可能 |
移行対策 | - | 2026年10月26日分まで 旧条件利用可能 |
特に注目すべきポイントは以下のとおりです。

新しいサービスも追加されましたが、
多くのユーザーにとっては「実質改悪」と言える変更です。
それでも我が家が持ち続ける理由は?
ここまで見ると、「え、もう解約一択では…?」と思う方も多いと思います。
正直、我が家も一瞬そう考えました。
でも、それでも継続を検討している理由がいくつかあります。
実質的には元が取れる
30,000円以上の年会費の値上げは確かに破壊力があります。
無料宿泊特典の条件は上がったものの、
49,500円→50,000Pまでの無料宿泊が、
82,500円→75,000Pまでの無料宿泊にUP。
実質1Pは1円以上の価値があるので、年会費だけで見るとまだ元は取れます。
ただここでネックなのは無料宿泊特典の条件が事業決済抜きで400万円決済になったことです。
ここさえクリアできる方は継続を考える余地はあるのではないでしょうか。

年間の家計収支もよく見て、
30,000円の値上げに耐えられるのなら継続もあり
ステータス維持で得られる「ちょっと嬉しい特典」
今回の改悪により、おそらく多くのプレミアム会員が解約やダウングレードすることが予想されます。
そのためプラチナ会員が飽和状態であったこれまでよりも、
アップグレードなど本来の旨味を感じられる可能性が高まります。
また無料宿泊が追加ポイントで90,000ポイントまで利用可能になるため、
よりグレードの高いホテルに宿泊可能です。
など、子連れ旅行にはありがたい上記のような特典がそのまま使えます。
あくまでもこれらはプラチナ会員が享受できる特典となりますので、
所定の宿泊数クリアor500万円決済ができる方への恩恵です。

一応2025年12月中に400万円決済が達成できていれば
次の年もプラチナ会員でいられます。
※更新時期が微妙な方は個別で問い合わせの上ご確認ください。
トータルで見ればまだ“使える”一面も
年会費が高くても還元率の高さなどはやはりまだお得感があると思います。
トラベルカードとしての機能は依然として優秀です。
特に「旅行によく行く」「マリオット系列が好き」な家庭にとっては、年会費以上の価値があるはず。
今となってはこのMBAカード自体の審査が厳しくなっているため、
余程高年収者でない限りは入り直すことは難しいかもしれません。

その点も踏まえて考えた上で、
我が家は「継続」という決断に至りました。
ただし、
「たまにしか使わない」「決済額が届きにくい」
そんなご家庭には、正直持て余すカードでもあります。
MBAカードをおすすめ・おすすめしない人
改定でカードの条件が厳しくなったことにより、
おすすめな人・おすすめではない人の違いは明確です。
前述しましたが、
我が家のように年1〜2回はマリオット系列のホテルを使う家庭にとっては、検討の余地ありでした。
MBAカード継続 おすすめな人
ホテルの使い方次第では、無料宿泊や特典で年会費以上の価値を得ることも可能です。
MBAカード継続 おすすめしない人
改定後は「所有しているだけで得するカード」ではなくなったので、
家族構成・ライフスタイル・決済スタイルに合わないと、持ち続ける意味が薄くなる可能性があります。

継続を考えている方は慎重に判断してくださいね。
まとめ|改定後もマリオットボンヴォイアメックスを持つべきか?
改めて、今回の改定でマリオットボンヴォイアメックスカードは「万人向け」ではなくなりました。
- 年会費の大幅アップ
- 無料宿泊のハードル上昇
- 還元率の改悪
以上のように正直“改悪”の印象が強い内容です。
とはいえ、旅行好き・ホテル好き・一定の決済額が見込める家庭にとっては、まだ活用の余地があります。
我が家のように
「年1〜2回の旅行でしっかり元を取る」
「年間予算に少し余裕がある」
といった目的を明確にして持つならアリ。
逆に、「いつか使えたら…」といったぼんやりした理由では、年会費の負担が重く感じられるはずです。

最後に判断のポイントをまとめると…
改定をきっかけに「今の自分たちの暮らしに合っているか」を見直すのが大切です。
家族構成やライフスタイルに合った“クレカの持ち方”を選んでいきましょう。

それでもやっぱり魅力的なカード…
紹介者がいない方は以下から
紹介ポイントを受け取っての申込ができますのでご活用ください。
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