家計の見直しの話題の中で
必ず挙がってくるのが、
「自由に使えるお金」について
・・・つまり
「お小遣い」問題についてです。
皆さんも一度は
お小遣いは
みんなどうしているんだろう?
みんないくらくらい
使っているんだろう…
一番切り詰められるところだけど
パートナーの理解がないのよね…
どのように決めるべきかな…
給料額も違うし迷うなぁ…
といった悩みを抱えたことがあると思います。
この記事では、
よくあるお小遣い制の考え方だけでなく、
ライフステージ別に少し違った観点でも考えていきたいと思います。
今回は「夫婦の自由に使えるお金」について
1000万円貯蓄を達成した筆者が考える理想のお小遣い制度を紹介します。
「浪費」としての支出については、
前回の記事を元にした考えの上記事にしております。
こちらの記事も一読頂けると分かりやすいかと思います。
自分たちに合った「お小遣い制度」を設定しよう
この自分のお小遣いにあたる「自由なお金」は、
支出予算の中では浪費(固定費)に当てはまります。
この「自由なお金」の分配の仕方には
の3つが挙げられます。
3つとも筆者の造語です。
「定額小遣い制」
月に決まった金額内で個人が自由に使える制度。
パターンは色々で世帯ごとに様々な工夫ができる。
ボーナス時の臨時収入、
昇給によるお小遣いUP等で、
デメリットを補う工夫ができます。
ちなみに我が家はコレ!
「定額補充制」
常に財布に決まった金額を入れておく制度。
無くなれば随時補充される。
5000円減ってから補充する等、
補充のボーダーラインを決めておくことで浪費し過ぎないように工夫ができます。
この制度の場合、
財布の紐がゆるい方はクレジットカードはなるべく持たない方が賢明です。
「残高自由制」
決まった金額を生活費として入れて、残ったお金は各自自由に使える制度。
毎月夫婦で収支の報告会を行ったり、
生活費に加え貯金もそれぞれが入れておくと安心です。
ライフステージで使い分けよう
今回お伝えしたいことは、
これらの制度を
ライフスタイルやライフステージごとに
臨機応変に変化させるということです。
それぞれの制度にメリット・デメリットがあるから迷うのよね。
はじめに「お小遣いはこうしなきゃ!」って堅く考えすぎていたかも。
確かに・・・
最初に決めたお小遣い制度が絶対というわけではないしね。
大きなライフステージごとに話し合って変化させるのは良さそうだね。
もしパートナーとぶつかった時は、
以下の事を参考にして
「何年後まではこの制度、子どもが成人したらこの制度」
と計画的に話し合う姿勢を示してみて。
「定額小遣い制」のライフステージ
例えば結婚して子どもが産まれ、
子育てをしているうちは「定額小遣い制」を取り入れることをお勧めしたいと思います。
子育てにはお金がかかります。
支出が多くなる子育て期間は、
「定額小遣い制」にしてしまうことで家計管理をしやすく、
お金を貯めやすくすることができます。
「定額補充制」のライフステージ
次に「定額補充制」
これは職業や環境にもよりますが、
パートナーが昇進したり、管理職になったりした時に人によっては有効です。
上司が部下に奢らなければならないシーン
恰好を付けたいシーン
令和の時代でも
まだまだそんな場面は多いでしょう。
そんな時に「お金がないからちょっと・・・」
と管理職になった自分が言うのは少し悲しいですよね。
いつも頑張っている部下を労ってあげたいという時でも、
常に3万円程財布に入っていると、
急な飲み会も安心なのではないでしょうか。
「残高自由制」のライフステージ
そして「残高自由制」
子どもがいない世帯におすすめです。
夫婦それぞれがしっかりとしたマネーリテラシーを持ち、
お金を管理出来れば問題ありません。
夫婦が経済的に自立しておりしっかり収入があれば、
互いの仕事貯蓄へのモチベーションUPにもつながります。
良い場合もありますが、
世帯全体の管理をする視点からはやはり少し不便です。
この制度を取り入れる場合は毎月しっかりと夫婦で収支を報告し合うことが大切です。
しっかりと夫婦で話し合うこと
どの制度を取るにせよ大切なのは、
夫婦がしっかりと話し合い互いに納得できるものを取り入れることです。
共働きであれば
- 給料額の差
- 育休の取得の有無
- 家計管理の役割分担
はしっかりと確認した上で、
将来設計も見込んだ予算決めができるといいですね。
浪費は心の豊かさに繋がるもの。
しっかりと家族でルールを決め上手に浪費を楽しみましょう。
家計管理の第一歩!
まずは夫婦でしっかり話し合ってみてくださいね。
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