【共働きのお小遣い事情】お小遣い制度はライフステージで使い分けよう~小遣いの3制度~

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家計メンテナンス

家計の見直しの話題の中で
必ず挙がってくるのが、
「自由に使えるお金」について
・・・つまり
「お小遣い」問題についてです。
 皆さんも一度は

お小遣い
みんなどうしているんだろう?
みんないくらくらい
使っているんだろう…

一番切り詰められるところだけど
パートナーの理解がないのよね…

どのように決めるべきかな…
給料額も違うし迷うなぁ…

家計メンテP
家計メンテP

といった悩みを抱えたことがあると思います。
この記事では、
よくあるお小遣い制の考え方だけでなく、
ライフステージ別に少し違った観点でも考えていきたいと思います。

この記事を読んでわかること
  •  3種類のお小遣い制モデル
  •  ライフステージに合わせた方法
  •  ライフスタイルに合わせたお金を使い方

今回は「夫婦の自由に使えるお金」について
1000万円貯蓄を達成した筆者が考える理想のお小遣い制度を紹介します。

「浪費」としての支出については、
前回の記事を元にした考えの上記事にしております。
こちらの記事も一読頂けると分かりやすいかと思います。

支出メンテナンス1

自分たちに合った「お小遣い制度」を設定しよう

この自分のお小遣いにあたる「自由なお金」は、
支出予算の中では浪費(固定費)に当てはまります。
この「自由なお金」の分配の仕方には

  •  定額小遣い制
  •  定額補充制
  •  残額自由制

の3つが挙げられます。
3つとも筆者の造語です。

「定額小遣い制」

月に決まった金額内個人が自由に使える制度。
パターンは色々で世帯ごとに様々な工夫ができる。

(例)
夫婦で各自3万円ずつ与えられ
世帯全体で6万円の浪費。

メリット
  • 支出管理がしやすい。
  • 節約しやすい。
デメリット
  • 決まった額内でしかお金が使えない。
  • モチベーションが上がりにくい。
家計メンテP
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ボーナス時の臨時収入
昇給によるお小遣いUP等で、
デメリットを補う工夫ができます。

ちなみに我が家はコレ!

「定額補充制」

常に財布に決まった金額を入れておく制度。
無くなれば随時補充される。

(例)
常に1万円を財布に補充する。
3000円を使ったら
その日のうちに3000円を補充する。

メリット
  • 月に使えるお金を考えなくて良い。
  • 1日に限度額以上の現金が減らない。
デメリット
  • 際限なく小出しに使うことができるので浪費しがち。
  • 補充が手間。
  • 現金管理となる。
家計メンテP
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 5000円減ってから補充する等、
補充のボーダーラインを決めておくことで浪費し過ぎないように工夫ができます。

この制度の場合、
財布の紐がゆるい方はクレジットカードはなるべく持たない方が賢明です。

「残高自由制」

決まった金額を生活費として入れて、残ったお金は各自自由に使える制度。

(例)
夫15万円妻15万円をメイン口座に入れ、
残高は全て自分の自由なお金とする。

メリット
  • 自由なお金が増える。
  • モチベーションが上がる。
デメリット
  • 給料額によって差が出る。
  • パートナーのお金が不透明で
    家計管理がしにくい。
家計メンテP
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毎月夫婦で収支の報告会を行ったり、
生活費に加え貯金もそれぞれが入れておくと安心です。

ライフステージで使い分けよう

家計メンテP
家計メンテP

今回お伝えしたいことは、
これらの制度を
ライフスタイルやライフステージごとに
臨機応変に変化させるということです。

それぞれの制度にメリット・デメリットがあるから迷うのよね。
はじめに「お小遣いはこうしなきゃ!」って堅く考えすぎていたかも。

確かに・・・
最初に決めたお小遣い制度が絶対というわけではないしね。
大きなライフステージごとに話し合って変化させるのは良さそうだね。

家計メンテP
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もしパートナーとぶつかった時は、
以下の事を参考にして
「何年後まではこの制度、子どもが成人したらこの制度」
と計画的に話し合う姿勢を示してみて。

「定額小遣い制」のライフステージ

例えば結婚して子どもが産まれ、
育てをしているうち「定額小遣い制」を取り入れることをお勧めしたいと思います。

子育てにはお金がかかります。
支出が多くなる子育て期間は、
「定額小遣い制」にしてしまうことで家計管理をしやすく、
お金を貯めやすくすることができます。

「定額補充制」のライフステージ

次に「定額補充制」
これは職業や環境にもよりますが、
パートナーが昇進したり、管理職になったりした時に人によっては有効です。

上司が部下に奢らなければならないシーン
恰好を付けたいシーン

令和の時代でも
まだまだそんな場面は多いでしょう。
そんな時に「お金がないからちょっと・・・」
管理職になった自分が言うのは少し悲しいですよね。

いつも頑張っている部下を労ってあげたいという時でも、
常に3万円程財布に入っていると、
急な飲み会も安心なのではないでしょうか。

「残高自由制」のライフステージ

そして「残高自由制」
子どもがいない世帯におすすめです。

夫婦それぞれがしっかりとしたマネーリテラシーを持ち、
お金を管理出来れば問題ありません。

夫婦が経済的に自立しておりしっかり収入があれば、
互いの仕事貯蓄へのモチベーションUPにもつながります。

良い場合もありますが、
世帯全体の管理をする視点からはやはり少し不便です。

この制度を取り入れる場合は毎月しっかりと夫婦で収支を報告し合うことが大切です。

しっかりと夫婦で話し合うこと

どの制度を取るにせよ大切なのは、
夫婦がしっかりと話し合い互いに納得できるものを取り入れることです。

共働きであれば

  • 給料額の差
  • 育休の取得の有無
  • 家計管理の役割分担

はしっかりと確認した上で、
将来設計も見込んだ予算決めができるといいですね。

浪費は心の豊かさに繋がるもの。
しっかりと家族でルールを決め上手に浪費を楽しみましょう。

家計メンテP
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家計管理の第一歩

まずは夫婦でしっかり話し合ってみてくださいね。

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プロフィール
この記事を書いた人

30代・2児の母で元小学校教員。
不妊治療専念のため退職。
現在はフリーランスライター。

家計改善2年目で貯金1000万円達成。
最高貯蓄率73%達成。

共働きでも1馬力でも
楽しく楽に資産を増やしていく
「家計改善のコツ」をお伝えしていきます。

【資格】
FP3級
小学校教諭1種
幼稚園教諭1種
秘書検定2級
茶道師範etc...

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